病院長挨拶

病院長挨拶

原宿リハビリテーション病院 
院長
まつたに まさお
松谷 雅生

当院は渋谷区神宮前の山手線沿いの高台にあり、病棟ロビーからは明治神宮の広大な
杜と、吊り屋根構造が美しい国立代々木第一体育館(丹下健三氏設計)を含む代々木公園を見渡せます。病院の敷地内には約3,000平方メートルの庭園があり、148mの遊歩道と四阿風の休憩所を設け、リハビリテーションの最終段階である屋外歩行訓練に利用しております。
四季折々に姿を変える自然環境の中での訓練は、毎日繰り返す基本的なトレーニングの中のオアシスとして、“早く庭での訓練ができるようになりたい”との格好の到達目標となっております。夜の帳が下りると、新宿、渋谷の夜景が広がり、大東京の懐に抱かれた眠りの時が訪れます。
回復期リハビリテーション病院とは、突然の脳卒中、歩行の妨げとなる大腿骨、脊椎などの骨折、種々の原因による肺炎治療後の体力低下症など、大きな病気の治療後に直ちには発病前の生活に戻れない方々に、1日最長3時間のリハビリテーションを連日(休日もなく)続けることによって、発病前の状態に戻すことを目的としております。
当院では、入院される方々のそれぞれに異なる復帰への道筋に沿ってのリハビリテーションを行います。自宅に戻られる場合は、ご家族の介助量を最少限にしてあげなければなりません。復職を希望される方には、入院中から勤務先と連携し、スムースな復職環境を整えてあげることも必要です。
また、スタッフ一人一人が、日々自分の役割を愚直に、丁寧に続け、全員が協力して、安全で効率的なリハビリテーション医療を提供いたします。

[専門]

  • 消化器外科 リハビリテーション科

[経歴]

1979年慶應義塾大学医学部・外科学教室入局
1985年米国テネシー大学 留学
(金属プロテアーゼ及び金属プロテアーゼ・インヒビターの癌の
 浸潤・転移への関与について研究)
1987年国立東京第二病院 医員
1994年独立行政法人国立病院機構東京医療センター 手術診療部長(外科医長兼任)
2004年同 医療安全管理部長(外科医長兼任)
2008年さいたま市立病院 副院長
2014年同 院長
2020年同 名誉院長 兼 経営戦略特命参与
医療法人社団東京巨樹の会 東京品川病院 リハビリテーション科
2021年一般社団法人巨樹の会 原宿リハビリテーション病院 院長

[リンク]